骨盤のゆがみを取るためのクッションがあります。
その他にもベルトなどが有名ですが、ベルトの中には装着したままエクササイズをしなければならないものもあり、続けるのが面倒に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
クッションなら座るだけでOKなので、エクササイズが苦手な方やストレスなく矯正したい方に向いています。
価格は商品によって異なり、1,000円程度のものから10,000円を超えるものまであります。
まずはお手頃価格で試せる製品から始めるのがおすすめです。
クッションの種類は大きく分けて2種類あります。
1つ目は、座るタイプのクッションです。
1日中座っているというよりは、1日15分程度座って矯正するタイプのものが多いようです。
座るだけで骨盤が自然に閉まるように、真ん中が低くなるように設計されています。
商品によって硬い素材や柔らかい素材など特徴があるので、自分に合ったものを使用するとよいでしょう。
座布団には、床に置くものと椅子に置くものがあるので、間違えないように注意が必要です。
もう一つの座布団は、背中を支えるタイプのものです。
これは、椅子の背もたれに置くクッションになります。
椅子に座ると背中が丸くなる人がいますが、椅子の背もたれにクッションを置くことで、正しい姿勢を保つことができるのです。
背骨のゆがみは骨盤のゆがみとも関係があるので、どちらもしっかり矯正する必要があります。
また、骨盤のゆがみを矯正するための筋トレもおすすめです。
特に鍛えてほしいのが大腰筋です。
大腰筋を鍛えるには、大股で早歩きをするのが効果的ですが、自宅で筋トレをする場合でも鍛え方があるんです。
まず、まっすぐ立ち、両手を腰に当てます。
次に、片足を上に上げ、膝から先を曲げて、太ももとふくらはぎが90度になるようにします。
その状態を保ったまま、曲げた足を前に出し、地面に着地させます。
後ろ側の脚の太ももが伸びていることをイメージします。
5秒間伸ばしたら、元の姿勢に戻り、繰り返します。
これを左右同じ回数行います。
椅子に座ったままできる方法もあります。
両足を軽く開いて座り、右手で右足を、左手で左足または膝を持ちます。
閉じようとしている足を両手で押し返します。
5秒程度キープし、力を抜いてもう一度行います。
1日に長時間鍛えようとすると、翌日の筋肉痛につながります。
骨盤のゆがみを解消するのが目的なら、1日3分程度を目安に続けるとよいでしょう。
筋トレの主な目的は筋肉を鍛えることであり、そのためには毎日続けることが大切です。
骨盤のゆがみを矯正するための筋トレは、朝起きたときや寝る前など、1日の中でいつ行うかを決めておくとよいでしょう。
両方やっても10分もかからないので、無理なく続けられるはずです。